絵本の「読み聴かせ」が子どもに与える効果と実践のコツ

絵本・読み聴かせ

パパ研ラボメントーク

パパンダ
パパンダ

ねぇ所長、読み聴かせって本当に効果あるの?
うちの子、じっとしてないんだけど……

絵本パパ
絵本パパ

もちろんあるよ。
たとえ集中していないように見えても、耳や心にはちゃんと届いているんだ

タンクロー
タンクロー

データ出力:乳幼児に読み聴かせを行った家庭では、語彙力・集中力・情緒の発達に有意差あり。

パパンダ
パパンダ

へぇ~!でも…効果が出るのは何年後なんです?
明日にはもう天才になってます?

絵本パパ
絵本パパ

そんな即効性はない。
毎日の積み重ねが未来の力を作るんだ。

タンクロー
タンクロー

補足:効果の検出タイミング=『初めて親を論破した日』。
以降、指数関数的に成長。

読み聴かせの効果

絵本の読み聴かせは、昔から「子どもの成長に良い」と言われてきました。
でも実際のところ、どんな効果があるのか具体的に知っておくと、毎日の時間がもっと意味あるものに感じられます。

1. 情緒の発達

物語の中で笑ったり、ドキドキしたり、ちょっぴり泣いたり。
絵本は子どもの感情を安全に広げる練習場です。
特に0〜3歳の時期は「嬉しい・悲しい・怖い」といった感情を少しずつ覚えていく時期。
親の声で物語を聞くことで「安心しながら感情を体験する」ことができます。

2. 語彙力アップ

絵本には、日常会話ではあまり出てこない言葉がたくさん登場します。
「じゃあじゃあびりびり」「どんどんばしわたれ」などの擬音語もその一つ。
子どもは耳で言葉を覚えるので、毎日の読み聴かせは自然と語彙を増やすチャンスになります。
(タンクロー注:「語彙力向上率+15%、調査結果あり」)

3. 集中力の向上

はじめは数秒しか絵本を見ていられない子でも、繰り返すうちに1冊通して聞けるようになります。
これは「集中してひとつのことに取り組む力」の土台。
学びの基礎は、こうした小さな積み重ねから育まれます。

4. 親子の絆が深まる

読み聴かせは「親と子が同じ時間を共有する」シンプルで特別な習慣です。
抱っこしながら、膝に座らせながら読むことで、身体の温もりと声の安心感がセットになります。
これは親子関係にとって何より大きな財産です。

読み聴かせの誤解とデメリット?

効果が大きいと言われる読み聴かせですが、よくある誤解や注意点もあります。

「集中して聞かない=意味がない?」

子どもは大人のようにじっと座って聞き続けることはできません。
遊んでいるように見えても、耳はしっかり声を拾っています。
効果は「聞いている時間の長さ」より「日々の積み重ね」で現れます。

「0歳(0か月)には早すぎる?」

確かに生まれたばかりの赤ちゃんはほとんど目が見えておらず、数10センチ先も見えていません。
でも実は声を聞くだけでも赤ちゃんは安心します。
生後数週間からでも、親の声を通じてリズムや安心感を得られることがわかっています。

「読み方が下手だと効果がない?」

完璧な読み方は必要ありません。
むしろ親が楽しく読んでいるかどうかが一番のポイントです。

読み聴かせのコツ

1. 短時間でもOK

1冊を最後まで読めなくても構いません。
1日5分の習慣が、子どもの成長に大きな影響を与えます。

2. 環境を整える

静かな場所で、子どもが絵本を見やすい位置に座るのが理想。
テレビやスマホなどの刺激は避けましょう。

3. 声を変えて読む

キャラクターごとに声色を変えると、物語に命が吹き込まれます。
でも決して声優さんのように上手くやろうと思わないで。無理に声色を変えることはせず、はっきりと聞き取りやすい声で。
演じるのが苦手なら、抑揚をつけるだけで十分です。

4. 同じ本を繰り返す

繰り返し読むことは、子どもの理解を深めるために欠かせません。
「もう飽きた」と思っても、子どもにとっては安心感と学びの時間です。

5. スキンシップを意識

膝に座らせる、寄り添って読む。
その身体の距離感が、安心して物語に没頭できる環境をつくります。
特に0歳児なら、体を軽く触れる、抱きしめるなどのスキンシップも交えてあげてください。
安心感とともに記憶に残りやすくなります。

6. 対話を取り入れる

「次はどうなると思う?」と問いかけたり、ページをめくる前に予想させると、物語理解が深まります。

7. 習慣化する

朝の時間や寝る前など、毎日同じ時間に読むと、子どもがその時間を楽しみに待つようになります。

8. 親自身の声で

録音や動画よりも、親自身の声で直接語りかけることが脳に刺激を与えます。
時に便利な手段を使うことも否定はしませんが、極力、生の声で読み聴かせしましょう。

9. 読み手を変えて刺激を増やす

人によって声や読み方は異なります。お母さんだけでなく、お父さんが読むことで、子どもは多様な声や抑揚に触れられ、脳により多くの刺激が伝わります。祖父母や兄姉など、家族みんなで読んでも効果的です。

10. 親自身が楽しむ

何より大切なのは、親が楽しむこと。
「早く終わらせたい」という気持ちは伝わってしまいます。
逆に「楽しもう」と思うだけで、子どもも自然と笑顔になります。

親のよくある悩みQ&A

Q. 毎日続けられないのですが?
→ 無理に毎日でなくても大丈夫。1週間に数回でも、長く続けることの方が大切です。

Q. 自分が絵本嫌いだったけど大丈夫?
→ 大丈夫です。むしろ「子どもと一緒に楽しむ」視点で読めば新しい発見があります。

Q. 下の子が生まれて手が回らないときは?
→ 上の子に「絵本を読んであげる役」を任せてもOK。兄弟の絆も深まります。

パパンダ劇場

絵本パパ
絵本パパ

読み聴かせを続けると、言葉の力がどんどん育っていくよ

パパンダ
パパンダ

じゃあ僕の子も“パンダ語”から人間語に進化できるかな?

絵本パパ
絵本パパ

進化というか…
まず『グルル』とか『モグモグ』以外の語彙を覚えさせろ。

パパンダ
パパンダ

えぇっ!?“モグモグ”は大事な生活用語ですよ!
食文化の基本です!

タンクロー
タンクロー

解析結果:進化確率83%。
ただし“可愛い成分”はそのまま残存。
語尾に“パンダ”が付く確率67%。

絵本パパ
絵本パパ

『おはようパンダ』『ありがとうパンダ』
…うん、まぁ…可愛いから許す!

コラム:「読み聴かせ」とは?

このブログでは「読み聞かせ」ではなく、あえて「読み聴かせ」という言葉を使っています。英語でいえば、hearではなくlistenになります。
ただ音声を聞くのではなく、子どもが物語に心から聴き入り、想像の世界に入り込む時間を大切にしたいと考えているからです。
この記事で紹介した声の変化や抑揚、スキンシップ、視線や仕草…そんな小さな工夫で、子どもは物語に引き込まれていきます。

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